アイドルオタクが俳優という新ジャンルにハマると1年間でいくら必要なのか？

突然ですが、今日からちょうど1年前の2020年1月14日（火）は何があった日かご存知でしょうか？私はこの日沼に片足を踏み込みました。

簡単に自己紹介をさせていただきますと、私はもう割とずっと重度にオタクです。

KAT-TUNの亀梨和也さんと、モーニング娘。10期メンバーで2017年に卒業されたOGの工藤遥さん、モーニング娘。'21で15期メンバーとして活躍中の岡村ほまれさんの3人を主に推していました。1年前までは。

そんなジャニーズとハロプロのオタクの私は偶然1年前の今日から放送開始したTBS系ドラマ「恋はつづくよどこまでも」*1をリアルタイムで視聴することになります。別に恋愛ドラマがめちゃくちゃ好きだったわけでも、少女漫画がめちゃくちゃ好きだったわけでも（そもそも漫画は読まない）、気になる出演者がいたわけでも全くないのに見てしまったのです。たまたま。ここからキツい傾斜の坂を転がり落ちるように沼に落ちます。佐藤健の。

予想通りだと思いますが、佐藤健さんの沼にハマったわけです。Twitterで「和也かっこいい♡」とか「ハルちゃん成人感慨深くて泣く」とか「ほまたん優勝！」とかしか呟いていなかったオタクが突然「たける」「たける」言い出し、火曜22時になると元々乏しい語彙力を失い「ああああああああああああ好きいいいいいいいいいいい」みたいなツイートでTLを荒らしました。（友人たちその節はすまんかった）

前置き長くなりましたが、やはり1年経っても沼からは抜け出せず、沼で楽しく呼吸をする日々なのですが、1年前に沼に足を踏み入れて健さんにお金を使い始めた時、ふと「私どのくらいお金落とすんだろうか？」という疑問が浮かびました。幸せをくれたものには対価を払いたいオタクなので、お金を使っていくことは決定事項です。

そこから「アイドルオタクが俳優という新ジャンルにハマると1年間でいくら必要なのか？」検証が勝手に始まりました。いつかまた新ジャンルにハマる可能性も無きにしもあらずなので、未来の自分のためにも参考程度に残しておこうと思いました。ということでまとめます。本題。

まず結果から書くと、

私が1年間に佐藤健さん関連に使用した金額は約220,000円でした。

多いか、少ないかは人それぞれだと思いますし、2020年はほぼ1年中コロナ禍にあった年でもあり、それ以前とは比較できない部分も多くあると思います。そしてこれまでジャニーズ・ハロプロの2ジャンルに関しては、きちんと使った金額を記録してこなかったので正確には比較できませんが、この1年私は健さんに対して"コスパいいな"と感じました。

沼にハマった初期というのはやっぱり過去の物にお金を使うことが多くなると思うので、その対象の歴史が長ければ長いほど初期費用はかさむと思うのです。それを鑑みても"案外抑えたな"と思いました。

▼グッズ*2　41,000円

▼書籍・雑誌　19,000円

▼映像作品*3　119,000円

▼SUGAR*4への課金　15,000円

▼イベント　11,000円

▼その他　7,000円

▼映像配信サービス　7,000円

金額は千円単位で四捨五入、ざっくりとジャンルを分けてみたらこんな感じになりました。厳密に言えば、割引が使えたり、ポイントやクーポンを使って実質はもう少し安く済んでいると思うのですが、全て商品の定価で計算しました。

まず、沼にハマって最初にしたことが「映像配信サービス」への加入でした。多分最初はParaviだったと思うのですが、ジャニーズ界隈では出演作品のインターネット配信が充実しているとは思えない中で、これが私にとっては「え、月額払えばネットで見れちゃうの！？」っていう新鮮な経験で。Paravi自体はサービス開始当初にKAT-TUNがParavi限定のレギュラー番組*5を持っていたこともあり、利用したことはあったのですが、当時はほぼそれしか見ていなかったので、今思うともったいなかったな・・と。ParaviやFODで、過去のドラマや映画作品がたくさん見られたことが沼へ沈んでいくスピードを加速させたと思います。GW3日間で「半分、青い。」*6全156話を完走したのも2020年のいい思い出です・・。

このあと手元に残しておきたいと思った作品はいくつかBlu-rayを購入したので、単価が高額な「映像作品」への出費が一番多くなりました。

「グッズ」「書籍・雑誌」は主に過去に発売された物を買い集めましたが、品切れになっていた過去の商品の再販もこの健さんブームで相次いだので、全てではなく厳選して購入したつもりです。（オタクの厳選はアテにならない。主観です。）

「イベント」は健さん出演のライブ配信イベントや、TBSのドラマフェスがあったので、それに関する出費です。

「その他」は、2021年に公開延期になってしまいましたが主演映画「るろうに剣心」のムビチケの購入や、過去に健さんが歌っていた楽曲をDL購入した費用です。

そして、これも沼へ引き込まれた大きな一因だと思っていますが「SUGAR」です。

これは「双方向ライブ配信アプリ」で、アーティストからテレビ電話がかかってくるようなギミックがあるライブ配信アプリです。他のサービスと異なるのは、配信者が一方的に配信をするわけではなく、視聴ユーザーの中から抽選で選ばれたユーザーと直接会話している様子を他ユーザーがリアルタイムに見ることができる点だと思います。

つまり、当選することができれば健さんと直接会話ができてしまうサービスで、これはめちゃくちゃ新鮮に感じました。もちろん無料でも見ることもできるし、当選する可能性もあるのですが、これに課金をして購入したアイテムを健さん宛に投じることで抽選に当たる確率が上がる仕組みです。

最初は課金はせず、ただ見るだけで、それはそれでリアルタイムの健さんが定期的にみられるというだけで十分満足できていたのですが、アイドルとは違って思った以上に俳優に対してお金を使える機会がないことに気付きました。コンサートやイベントも頻繁にはないですし、グッズも定期的に発売されるわけでもありません。「こんなに楽しませてもらえているのに対価を払えない！！」というモヤモヤを私はSUGARへの課金で解消することにしました。SUGARに課金することで実際健さん側にどれだけ収益が出るのかはわかりませんが、さすがに0円ということはありえないと思うので。一番手軽な方法かな、と。

ただ、これまで形に残らないモノに「課金」する機会はジャニーズやハロプロではほぼなかった経験なので、自分の中で「1回860円」というルールを決めました。SUGAR内には課金メニューが数種類あるので、自分の状況等考慮して無理のない範囲に決めました。決めないと際限なくなるのは目に見えていたので。

「どうしても当たりたい！」というよりは「少しでも健さんに対価を払いたい」という気持ちで課金を始めました。これまでにまだ当選はしていないのですが、SUGARの課金は当選するまで効力が続くみたいなので、いつかは当たればいいな・・という淡い期待も少し持ちつつ、でも当たっても絶対緊張してまともに話せないから永遠に当たらなくてもいいかな・・。